農業法人 赤石の泉 代表 森田純一
- 赤石五葉松の価値を高めた人物
- Wick Canvas 編集部
- 更新日:2022/11/09
- 投稿日:2022/11/09
- 職人
Wick Canvasが注目する盆栽作家・山田誠一氏は、盆栽素材を見極める確かな眼力を持つ。原石を見出すかのように良質な素材を選び抜き、一級品の盆栽へと仕立て上げる。その園内には美術館と呼んでも過言ではないほど芸術的な盆栽が並ぶ。また、海外向けに多くの盆栽を育成し、讃岐五葉松をヨーロッパへ輸出している。山田氏が認めた盆栽は海外の愛好家から高い評価を受け、讃岐五葉松の名声をさらに高めている。
地元の誇りを世界へ
山田氏は生産者代表として、讃岐五葉松輸出振興組合の会長を務めている。地元と讃岐五葉松への強い思いを胸に、世界的な盆栽ブランドへと育て上げるべく尽力してきた。その努力は2020年に大きく実を結び、欧州の著名な植物園へ盆栽を寄贈する機会を得た。この出来事は多くのメディアに取り上げられ、讃岐五葉松の名声を国内外で確かなものとした。
盆栽界の未来を担う仕事
山田氏の活動は全国の生産者や盆栽関係者にも知られるところとなり、縮小する盆栽市場の中で希望の光となっている。相談を持ちかける生産者も増え、ブランディング輸出の動きは讃岐五葉松にとどまらず他の産地にも広がりつつある。現在進行中の欧州向け盆栽管理棚場の立ち上げプロジェクトは、シームレスな輸出を可能にする業界全体の希望となっている。
二人三脚で歩む
多忙な山田氏を支えるのは、長年の友人である田中浩平氏だ。もともと盆栽とは縁のなかった田中氏だが、山田氏の讃岐五葉松への情熱に触れ、自らも盆栽の世界に深く入り込んだ。今では讃岐五葉松のブランドを守るべく、日々盆栽と真剣に向き合っている。
観光農園としての新たな展開
世界で認められた讃岐五葉松を観光資源として活かすべく、次のステージを見据えた取り組みが始まっている。香川県内のこの産地では、畑に植わった盆栽の風景や盆栽園が訪れる人を楽しませてくれる。宿泊施設の整備など課題はあるものの、盆栽体験や観光を組み合わせた新しい産地づくりを目指している。地元への深い愛情が事業の原動力となり、賛同者を増やしながら着実に前進している。
讃岐五葉松の生産者









