盆栽の産地 四国中央市
- 海と山、自然豊かな赤石五葉松の里
- Wick Canvas 編集部
- 更新日:2022/11/14
- 投稿日:2022/11/14
- 赤石五葉松
四国中央市の位置
四国中央市は愛媛県の東端部に位置し、その名が示す通り四国のほぼ中央に位置しています。
東は香川県に接し、南東は徳島県、さらに南は四国山地を境に高知県と、四国の他の3県すべてに隣接しています。
高松自動車道・松山自動車道・徳島自動車道・高知自動車道が結節しており、四国各県の県庁所在地である松山市・高松市・徳島市・高知市など主要都市へ高速道路で約1時間程度とアクセスがよく、商業都市として著しく発展しています。
四国中央市の産業
愛媛県・四国地方を代表する工業都市のひとつであり、製紙・紙加工業において国内有数の生産量を誇ります。
経済産業省が毎年公表する工業統計調査によれば、「パルプ・紙・紙加工品製造業」の製造品出荷額において、2004年の市町村合併以降、長年にわたり全国上位の実績を維持しています。
大王製紙株式会社やユニ・チャーム株式会社などの上場企業の本社・本部が置かれており、大きな煙突から白い水蒸気が立ち上る光景が街のシンボルとなっています。
プラスチック製品などその他製品を含めると、工業製造品出荷額は約6,000億円規模に達します。
四国中央市の自然
南には海岸にほぼ並行して西赤石山・東赤石山・二ッ岳・ハネズル山・赤星山・翠波峰などが連なる法皇山脈がそびえ、北にはカタクチイワシやサワラなどの好漁場として知られる瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)に面しており、平野部が狭いため海と山の距離がとても近いのが特徴です。
海と山が近接する四国中央市は、豊かな自然に恵まれた地域です。
四国中央市の気候
基本的には温暖で穏やかな瀬戸内型気候です。燧灘を渡ってきた風が法皇山脈にぶつかり上昇して雲を発生させやすいため、高松市・松山市などに比べ日照時間が2割程度少なくなっています。
春先を中心に「やまじ風(日本三大局地風)」と呼ばれる南寄りの突風が吹き、農作物や家屋に被害をもたらすことがあります。
データ
人口(推計)83,062人(2020年5月1日時点)
面積 431.24km²
平均気温 16.2℃(統計期間:1981年〜2010年 全国平均15.2℃)
年間降水量 1,372.2mm(統計期間:1981年〜2010年 全国平均1,737mm)
四国中央市の観光スポット
霧の森
入手困難とも言われる「霧の森大福」を生産する霧の森菓子工房の新宮本店をはじめ、レストラン・茶室「聴水庵」・温浴施設「交湯から館」・「茶フェ」の5施設で構成される複合観光施設。コテージ横には霧の森温泉の源泉を引いた日帰り温泉施設があります。
所在地:〒799-0301 愛媛県四国中央市新宮町馬立4491-1
TEL:0570-07-3111
https://www.kirinomori.co.jp/
翠波高原(すいはこうげん)
標高892mの翠波峰を中心に広がる約100haの高原。春は菜の花や桜、夏から秋にかけてはコスモスが咲き誇ります。澄んだ空気の中、瀬戸内海の島々と四国山地の眺望を楽しめ、遊歩道や展望台も整備されています。
愛媛県四国中央市金砂町平野山乙306-1
TEL:0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)
紙のまち資料館
全国有数の紙の産地・四国中央市ならではの施設。紙の資料室・紙製品の展示即売コーナー・生産工程模型・水引細工の展示・企画展を随時開催。手漉きハガキづくり体験(要予約)も可能です。
所在地:〒799-0101 四国中央市川之江町4069番地1
TEL:0896-28-6257
https://www.city.shikokuchuo.ehime.jp/shisetsuannai/sangyoukeizai/kms/index.html
具定展望台
中国・四国地方を代表する夜景スポットとして知られ、多くの夜景ファンが訪れます。恋人の聖地としても登録されており、訪れたカップルがフェンスに「鍵」を掛けて永遠の愛を誓う場所としても親しまれています。
所在地:〒799-0643 愛媛県四国中央市寒川町
TEL:0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)
三角寺
高野山真言宗の寺院。
四国88ヶ所霊場第65番札所であり、愛媛県最後の札所。本尊の十一面観世音像は愛媛県指定文化財で、子安観音・厄除観音としても信仰されています。寺伝によれば天平年間(730〜749年)に聖武天皇の勅願により行基が開基したとされます。
所在地:〒799-0124 愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75
TEL:0896-56-3065
富郷渓谷
銅山川上流に約6kmにわたって続く風光明媚な渓谷。断崖・奇岩・怪岩・深い淵などの雄大な自然の中、「戻ケ嶽」と呼ばれる高さ60mを超える岩壁がそそり立ち、岩の割れ目に樹木が育つ山水画のような景色が広がります。
所在地:〒799-0643 愛媛県四国中央市富郷町津根山
TEL:0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)
中野あじさいの里
山の斜面に約2万株ものアジサイが咲き誇る名所。毎年6月下旬の見頃には「新宮あじさいまつり」が開催され、あじさい見団子の販売やバザーなどで多くの観光客で賑わいます。
所在地:〒799-0302 愛媛県四国中央市新宮町上山3322(上山簡易郵便局)付近
TEL:0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)
四国中央市の特産物
赤石五葉松
東赤石山に自生する五葉松「ヒメコマツ」は、山頂付近に広大な原生林を形成しており、「赤石五葉松」の名で国内外に広く知られています。
「赤石五葉松」は、育成にあたる農家や盆栽業者が長い年月をかけて改良を重ねており、その成長の特質から盆栽や庭木に好適な品種とされています。
葉が鮮やかな緑色で、幹には早くから古木の風格が表れるなどの特徴を持ち、まさに盆栽用として理想的な性質を備えています。
里芋
里芋栽培の歴史は古く、江戸時代には産物としての記録が残されています。甘みがあり、柔らかく粘りも強いのが特徴です。
愛媛県東部の四国中央市一帯や新居浜市・西条市でみられる南よりの強風「やまじ風(日本三大局地風)」に強く、栽培に非常に適しているため、市の特産物として定着しています。
新宮茶
四国中央市新宮町で完全無農薬有機農法によって栽培されている日本茶です。
新宮町は高地で朝霧・夕霧が発生し、朝晩の寒暖差が大きく、清澄な水とさわやかな空気に恵まれた地域です。土壌には茶の香りを高める緑泥片岩が混じっており、
新宮茶は豊かな香りと滋味あふれる味わいが特徴です。
「霧の森大福」や「霧の森ロール」・茶そばなど、新宮茶を使った名産品も数多くあります。
手漉き和紙
四国中央市は宝暦(1751〜1764年)の時代から良質の紙を生産する町として栄えてきました。書道パフォーマンスが盛んな街としても知られ、独自の文化が根付いています。
人の手によって漉かれた「和紙」は、独特のぬくもりと優しさを醸し出します。半紙の産地として書道家や根強い需要家に支えられ、手漉きの技法が受け継がれています。
盆栽の産地だけでない魅力
四国中央市にはさまざまな魅力があります。もちろん盆栽の産地をめぐるだけでも楽しいですが、足を伸ばせば楽しいスポットが豊富にあります。四国中央の自然に触れ、盆栽を楽しみ、観光もお楽しみください。









