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日本庭園美術館を訪れました!

Wick Canvas スタッフが行く 盆栽レポート。盆栽の魅力を存分にお届けします。
Wick Canvas 編集部
  • 更新日:2022/8/25
  • 投稿日:2022/8/25
  1. おでかけ・観光
日本庭園美術館を訪れました! 遠くて行けない方・まだ訪れたことがない方のために、Wick Canvasのスタッフが体験してきた足立美術館のレポートをお届けします!

目次

  • 日本庭園美術館を訪れました!
  • 足立美術館はとても自然豊かな場所にありました
  • 足立美術館と他の日本庭園との違い
  • 足立美術館を訪れた感想

1.足立美術館に行ってきました!

最近話題の足立美術館、テレビで紹介される機会も多く注目を集めています。実は訪れるまで、東京の足立区にある美術館だと思い込んでいました。

調べてみると、海外の日本庭園専門誌で長年にわたり高い評価を受けており、外国人観光客にとって「日本庭園といえば足立美術館」と言えるほどの知名度を誇っています。

足立美術館は島根県・安来市に位置し、出雲大社から車で約1時間ほどの場所にあります。初代館長が地元への恩返しとして、自ら築いた財で美術品を集め展示の場を設けたのが始まりです。

その後、日本庭園を加えることで人気が高まり、現在では年間50万人以上が訪れる人気スポットとなっています。日本庭園と日本画の両方を楽しめる美術館です。

日本庭園は日本の風景を凝縮した伝統的な空間であり、盆栽を愛する方にとっても大いに学びになる場所です。遠方の方のために、Wick Canvasスタッフによる訪問レポートをお届けします。

2.足立美術館は自然豊かな里山にありました



高速道路を降りて田舎道を走ると、山と田んぼが続く風景の中に足立美術館の建物が見えてきます。外観からは広大な日本庭園があるとは想像しにくい佇まいです。

広い駐車場には多くの車が並び、観光バスも数台停まっていて団体客の姿も目立ちます。積極的な団体誘致で知られる美術館です。

広い駐車場を抜けると、美術館の入口が近づいてきます。



正面左には早くも小ぶりな日本庭園が広がり、その美しさに思わず足が止まります。



まだ館内に入っていないのに、すでに素晴らしいお庭です。



入館すると受付があり、外国人観光客の姿も多く見られます。入館料は大人2,300円で、20名以上の団体割引もあります。チケットを購入したらゲートをくぐっていざ館内へ。



テレビでおなじみのあの庭園が目の前に広がります。



同じ庭でも、見る角度によってさまざまな表情を楽しめます。



美しい苔庭もあります。



館内から離れの茶屋へ向かう道も、風情があります。

足立美術館と他の日本庭園との違い


館内を巡って気づいたことがあります。他の日本庭園と大きく異なる点、それは庭園内を歩けないことです。足立美術館の庭園は、日本の風景画のように鑑賞するために設計されており、館内のあらゆる場所から絵画のように楽しめる工夫が施されています。



窓ガラスが額縁のように機能し、庭が一枚の絵として切り取られます。初代館長の「横山大観の世界を庭で表現したい」という思いが、この独自の鑑賞スタイルを生み出しました。



絵としてだけでなく、掛け軸のような縦長の風景として楽しめる場所もあります。



日本庭園をこのような形で楽しめるのは意外でした。兼六園などの名庭では庭内を散策できますが、足立美術館ではほぼ館内から庭を鑑賞するスタイルです。



絵として見せるための随所にこだわりが光ります。遠くの山を庭の一部として取り込む「借景」の手法では、庭の向こうの山まで買い取り、山の木々の形状にまで気を配った見事な借景が実現しています。

そして、こんなところにもこだわりが。



何気ない竹垣をよく見ると、自然の竹の流れで模様が描かれていました。細部まで行き届いたこだわりに感動します。

足立美術館を訪れた感想

職人さんも「庭造りは足立流」とおっしゃっていましたが、一枚の絵として見せるための造園は、一般的な庭造りとも盆栽の技法とも異なります。樹そのものを主役に風景を想像させる盆栽と、風景全体の一部として樹を溶け込ませる足立流の違いは、「どこを見せるか、どこから見せるか」という本質的な問いに通じており、大変勉強になりました。

難しく考えてしまいましたが、特別な知識がなくても風景画として純粋に楽しめる場所です。ぜひ一度訪れてみてください。別館では横山大観をはじめとする著名な日本画家の作品も多数展示されています。



館外に出ると、正面入口の立派な赤松の手入れを職人さんが雨の中されていました。美しいお庭をありがとうございました。



夕食は近くのお食事処で郷土料理をいただいて帰ろうかと思います。

施設情報

足立美術館
 〒692-0064 島根県安来市古川町320
 TEL:0854-28-7111

アクセス

 安来駅より無料シャトルバスで約20分

観覧料

 大 人:2,300円
 大学生:1,800円
 高校生:1,000円
 小中学生:500円

開館時間

 夏季(4月〜9月):9:00〜17:30
 冬季(10月〜3月):9:00〜17:00

休館日

 新館のみ、展示替えのため休館日あり
 新館休館日:展示替えスケジュールは公式サイトをご確認ください

詳細はこちら→足立美術館

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