小さく作り、大きく見せる 盆栽マジシャン みどり盆栽
- お客さまの視点に立った盆栽づくりを。広めていきたい「突然変異」盆栽とは?
- Wick Canvas 編集部
- 更新日:2022/8/25
- 投稿日:2022/8/25
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園内に並ぶ数多くの樹種。現在は20〜30種類にもなるそうです。最初からこれほど多くの種類があったわけではなく、お客さまの声に応えながら少しずつ増やしてきたのだとか。
お客さまの視点に立った盆栽づくりを
黒松、瑞宝(ずいほう)、楓(かえで)、うめもどき、海棠桜(かいどうさくら)、グミ、姫リンゴ、柿、バラ、姫オリーブ、紫式部…
プライスカードの樹木名を眺めながら歩くだけでも楽しい、さまざまな小品盆栽が所狭しと並ぶ園内。


高松市国分寺町。香川県でも鬼無町と並ぶ盆栽の生産地として知られるこの町の、日当たりのよい住宅地に「みどり盆栽」はあります。
盆栽園の三代目・山田幸雄さん。
海外航路の船員、鉄道会社の社員を経て、早期退職後に盆栽栽培へ専念するようになりました。休みのたびに父親の手伝いをしていた山田さんは、生まれた時から盆栽が身近にある環境で育ち、盆栽に携わる年月は50年余りになります。現在は奥様と二人三脚で、栽培からインターネット販売まで手がけています。
お客さまの声に応えて樹種も充実
早期退職して盆栽に専念したのは、自然な流れでした。
園内に並ぶ数多くの樹種。現在は20〜30種類にもなるそうです。最初からこれほど多くの種類があったわけではなく、お客さまの声に応えながら少しずつ増やしてきたのだとか。
「お客さまが何を求めているか。その声を大切に、臨機応変に応えていきたいと思っています。」
その言葉通り、苗を仕入れに県外へ出向くことも珍しくないそうです。県内に栽培者がいない場合は、愛知、遠くは埼玉や長野まで車を走らせます。またお客さまの声がきっかけで鉢も取り扱うようになりました。
これからは国分寺発祥の「瑞宝」を広めていきたい
国分寺で発見された黒松の突然変異「瑞宝」は、葉色が濃く芽が多いのが特徴です。
育てていた方が亡くなり、現在他に手がける人がいません。地元の品種を後世に残していきたい。またお客さまからの注文も多い樹種とのことで、その声に応えていきたいと今後の展望を語ってくれました。
ぜひ園にも足を運んでほしいという山田さん。松の芽折りの枝がちょうどよく伸び、かわいらしい実ものが色づく秋が特におすすめだそうです。











